日本

概要

事務所概要

ホワイト&ケース法律事務所
ホワイト&ケース外国法事務弁護士事務所
(外国法共同事業)

〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目8番3号 丸の内トラストタワー本館26階
電話番号  03 6384 3300
ファックス 03 3211 5252
アクセス

事務所紹介

ホワイト&ケースは、グローバルネットワークの提供する付加価値とグローバルローファームの核となる拠点の一つとして日本で35年以上にわたって培った知識・経験を活用して、クライアントの事業戦略の達成を法務面からサポートしています。東京オフィスでは、一般企業法務、M&A(合併・買収)、金融、エネルギー、プロジェクト、紛争、独占禁止法(競争法)、知的財産権、不動産など、企業活動において求められるほぼすべての業務を取り扱い、幅広い分野で豊富な経験と実績を有しています。

東京オフィスは1987年に開設されました。1995年には、外資系法律事務所として初めて日本の弁護士と特定共同事業を開始し、日本法と外国法双方のサービスをワンストップ形式で提供する態勢を整えるなど、日本に根ざした国際的な法律事務所として発展してきました。国や地域、グローバルそれぞれのレベルで培った専門的な知見に基づいて、クライアントが直面する複雑な課題に最適な解決方法を導き出します。

東京オフィスは現在、日本で有数の規模を誇っております。東京オフィスに在籍する日本法・外国法の弁護士のほぼ全員が日本語・英語に堪能なバイリンガルです。また、外国法事務弁護士は、そのほとんどが日本に定住しています。日本の商慣習や産業の動向、諸外国との文化の違いなどを深く理解する弁護士・外国法事務弁護士が、クライアントの国際的な事業を効率的にサポートします。

ホワイト&ケースは、世界各地の拠点を通じてワンファームとしてのリーガル・サービスを提供するグローバルローファームです。クライアントの皆様には、当事務所のグローバルケイパビリティを提供しています。

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取扱業務

 

一般企業法務/M&A

ホワイト&ケース東京オフィスのM&Aプラクティスは、日本法の弁護士と英国・米国をはじめとする外国法事務弁護士から構成され、クロスボーダーM&Aの分野において日本市場をリードする地位を築いています。日本のリーガルマーケットと経済界で長年にわたり活躍している経験豊富な日本人弁護士と外国法事務弁護士が日本M&Aチームを率いています。

ホワイト&ケースは、M&Aに係る取引の全ての段階においてクライアントに真に価値あるサービスを提供することを追求しています。デューデリジェンス(精査)や取引の執行といった業務から、戦略的な事業目標の設定、その目標達成に最適なストラクチャーの設計、業務上および法的なリスクの評価及び管理、コーポレートガバナンスに関する助言、クロージング後の統合(PMI)の計画策定とそのサポートに至るまで、様々なサービスを提供しています。

ホワイト&ケースのグローバルネットワークと東京オフィスのM&Aチームが培った比類のない国際実務の経験を活用し、案件毎に最適なチームを編成することで、国・地域をまたぐ極めて複雑な案件に取り組むことができます。

 

デットファイナンスおよびリストラクチャリング
ホワイト&ケースでは、デットファイナンスおよびリストラクチャリングをグローバルプラクティスの中核の一つと位置づけています。複数のタイムゾーンや法域をまたぎ、複雑で厳しい交渉が行われる金融取引の分野でクライアントをサポートしています。

ホワイト&ケースの東京オフィスは、シンジケートローン、買収ファイナンス、レバレッジドバイアウト、有担保・無担保ファイナンス取引、証券化、ストラクチャードファイナンスなど、様々な金融取引で豊富な経験を有しています。東京オフィスでは、新規性の高い案件を多数取り扱ってきました。

ホワイト&ケースのリストラクチャリング・倒産チームは、当事務所の中核業務であるデットファイナンス、キャピタル・マーケッツ、倒産、訴訟、プライベートエクイティの知見を結集して案件に取り組む体制を確立しており、この分野で高い評価を得ております。

当事務所では、破綻企業との間の取引のあらゆる側面について、債権者、債務者、その他の市場参加者に対して助言を提供するほか、管財人等を務める大手会計事務所や専門業者の代理人として定期的に案件に従事しています。当事務所では、建設的で革新的、かつ費用対効果の高い解決策を導きだすことを重視しています。

東京オフィスのリストラクチャリング・倒産チームは、様々な国の法曹資格を有するバイリンガルの弁護士・外国法事務弁護士から編成されており、日本、米国、英国におけるリストラクチャリングのノウハウに精通しています。

 

プロジェクト開発およびファイナンス
ホワイト&ケースのプロジェクト開発およびファイナンスーチームは、アジア太平洋地域における最も経験豊富なチームの一つに数えられています。世界最大級のプロジェクトに関与し数々の革新的な解決策を提供した実績に基づき、クライアントのニーズに応える創造的な助言を提供するチームとして評価を得ています。

東京オフィスのチームでは、プロジェクトの組成・展開や資金調達、M&A、オフテイクおよび輸送、行政規制、建設、運営維持管理、その他プロジェクトに関わる法的な課題について助言を提供しています。また、当事務所が取り扱う案件は、石油・ガスや液化天然ガス(LNG)、石油化学製品、鉱業、金属、電力、通信その他のインフラなど幅広い分野に及んでいます。また、急速に成長するエネルギー移行分野にも積極的に取り組んでおり、水素だけでなく、太陽光、風力、バッテリーなど、エネルギー貯蔵システム全般について助言を行っています。東京オフィスのチームは、近時はLNGプロジェクトの大多数やアジアの最先端の再生可能エネルギープロジェクトの多くを手がけるなど、世界最大級の案件や世界的に注目された案件について助言した実績を有しています。

東京オフィスのチームは、国際協力銀行と金融機関の代理を務めたモザンビー ク共和国の液化天然ガス(LNG)開発事業に対する数十億米ドルのプロジェクトファイナンス案件など、数多くの世界的な案件でスポンサーやレンダーの代理を務めた実績があります。このほか、日本の大手電力・ガス会社を代理して、LNGのグリーンフィールドプロジェクトへのエクイティ投資および、そのプロジェクトからのLNGオフテイク契約の締結や、世界最大級の太陽光技術・再生可能エネルギー企業に対して、日本の太陽光分野に対する複数のインバウンド投資に関連した助言も行いました。

 

投資ファンド
日本の投資ファンド・チームはこれまでに、先進国及び新興市場のスポンサー並びに世界の機関投資家を含む幅広い顧客層に対するアドバイスを行っており、プライベート・エクイティ、不動産、インフラストラクチャー、クレジット・ファンド及びセカンダリー・ファンド、そしてヘッジファンド及びハイブリッド・ファンドといったあらゆるファンドを担当しております。

当事務所はワンストップ・ショップとして機能し、上位層の経営主体の構築及び組織化、投資ファンド・ビークルの組成、ファンドのマーケティング、メンテナンス及びオペレーション、キャリーの設定、ダウンストリーム投資、共同投資、ファンド・ガバナンス、ファンドのリストラクチャリング、エグジット及び事業の閉鎖を含むファンドのライフサイクルのすべての段階を支援できるという理由で、選ばれています。クライアントが、既に定評のあるファンド・スポンサーであっても、最初の資金調達を行おうとする新規参入者であっても、当事務所の日本における投資ファンド・チームは、スポンサーの多様なニーズとその特定の投資目的を考慮して、資金調達プロセスの交渉を成功させるために必須の重要なガイダンスを提供しながら、投資ビークルの組成を支援することができます。

また、当事務所は、投資家の居住地を問わず、その商業目的を達成し、ファンドに関して投資家が直面する税制、規制及び業務上のニーズの変更に対応できるように設計されたストラクチャーについて、ファンド・スポンサーに助言できる理想的な立場にあります。

 

不動産
今日の複雑な世界では、ほぼ全ての不動産投資が多面性を有しています。不動産プロジェクトと投資の成功の可否は、革新的なストラクチャー、ファイナンス、開発手法などによって決まります。ホワイト&ケースはそれぞれの取引に応じて、様々な分野にまたがる総合的なサービスを提供します。

高い対応能力を有すると共に、商取引上の取り扱いにも精通している東京オフィスのチームは、日本における不動産マーケットおよび不動産ファイナンスのほぼ全ての側面において豊富な経験を有しています。東京オフィスの不動産チームは、クライアントが直面するビジネス上の問題を十分に理解した上で総合的かつ専門的な解決策を提供し、詳細な知識に基づく明確なアドバイスを提供しています。世界各国のオフィスで得られた経験と能力を組織内で共有・活用し、東京オフィスでは、日本における不動産および不良債権の所有、組み立て、取得、開発、建設、訴訟、運営、管理、ファイナンスおよび証券化に関する総合的なリーガル・サービスを提供しています。

 

紛争解決・競争法

東京オフィスの紛争解決チームは、日本の弁護士と米国・英国の法曹資格を有する弁護士により構成されています。紛争とリスクの回避に有効な防衛策の構築についてクライアントに助言を行っています。紛争となった場合には、迅速かつ費用対効果の高い形でクライアントに解決策を提供します。

東京オフィスでは、様々な業界の紛争解決を取り扱っています。特に、独占禁止法・競争法、航空機/船舶、建設・エンジニアリング、販売・供給契約、労働問題、金融取引に関わる紛争、海外汚職行為防止法、インフラプロジェクト、破産・事業再編、知的財産権、国際通商法/WTO法、M&A・合弁事業、製品責任・製品安全、法規制調査、ホワイトカラー犯罪などの分野において優れた実績を有しています。

ホワイト&ケースの紛争解決チームには、世界中に総勢500名以上の紛争処理の経験を有する各国法弁護士が所属しています。グローバルネットワークを活用することにより複数の法域・時間帯をまたいで、迅速かつ費用効果の高い形で法務サービスを提供しています。

 

受賞歴等

日本におけるバンキングおよびファイナンス:ドメスティック(Band 1)
日本におけるバンキングおよびファイナンス:インターナショナル(Band 1)
Chambers Global 2024 、Chambers Asia-Pacific 2024

日本におけるインターナショナル&クロスボーダー業務(国際法律事務所)(Band 1)
Chambers Global 2024

日本における一般企業法務およびM&A(Tier 1)
日本における不動産(Tier 1)
The Legal 500 Asia Pacific 2024

日本における最優秀国際法アドバイザー賞
Chambers Asia Pacific & Greater China Region Awards 2022

最優秀テクノロジー、メディア&テレコム M&Aリーガルアドバイザー
Mergermarket M&A Award2022

ALBクロスボーダーM&Aトップ10入り
Asian Legal Business (ALB) Japan Edition, 2022

ALB Japan Diversity & Inclusion List 2022トップ10入り
Asian Legal Business (ALB)

最優秀バンキングおよびファイナンスサービス法律事務所賞
Asian Legal Business (ALB) Japan Law Awards 2020

最優秀国際法律事務所国別賞:日本
Euromoney Asia Women in Law Award 2019

最優秀デットマーケット案件賞
(Bain Capital's Tender Offer for Hitachi Metals)
Asian Legal Business (ALB) Japan Law Awards 2023

アジア・パシフィック オフショアウインド案件賞
(Hai Long)
Project Finance International (PFI) Awards 2023

最優秀M&A(プレミアム)案件賞
(CVCの資生堂買収)
Asian Legal Business (ALB) Japan Law Awards 2022

中東・アフリカにおける最優秀電力案件賞
(Project Lightning)
Project Finance International (PFI) Awards 2022

グローバル多国間案件賞
(モザンビーク液化天然ガス[LNG]開発プロジェクト)
Project Finance International (PFI) Awards 2020

最優秀不動産案件賞
(アクサ・インベストメント・マネージャーズ・リアル・アセット社とESR社のジョイントベンチャー設立)
Asian Legal Business (ALB) Japan Law Awards 2019

取扱業務

Acquisition of EDF Trading's coal and freight business
JERA on the acquisition by its wholly owned subsidiary JERA Trading Singapore Pte Ltd. of EDF Trading Ltd.'s coal and freight business.

US$ multibillion financing of gas liquefaction facility in Mozambique
Lenders including Japan Bank for International Cooperation (JBIC) in the US$ multibillion financing of the development of a gas liquefaction facility in Mozambique to monetize recent large-scale gas discoveries in the Rovuma Area 1 Offshore Basin.

US$2.4 billion acquisition of Aircastle Ltd.
Mizuho Leasing Company, Ltd. in its US$2.4 billion acquisition of Aircastle Ltd., a Bermuda aircraft leasing company, with consortium partner Marubeni Corporation.

JPY 1 trillion refinancing for Bain Capital
Sumitomo Mitsui Banking Corp., MUFG Bank, Ltd. and Mizuho Bank, Ltd., as mandated lead arrangers, on the JPY 1 trillion refinancing of the leveraged facilities for Bain Capital's acquisition of Toshiba Memory.

JBIC US$1 billion loan facilities for SMBC Aviation Capital Limited
JBIC on its US$1 billion loan facilities for SMBC Aviation Capital Ltd. (SMBCAC) to provide SMBCAC funds to procure aircraft up to March 2024.

Kato Kagaku Co. Ltd. on cornstarch cartel
Kato Kagaku on a price-fixing claim filed against Kato Kagaku by the Japan Fair Trade Commission (JFTC) as part of the JFTC's investigation into an alleged cartel. It was the first and only case in which the JFTC overturned its surcharge payment order entirely.

Acquisition of six logistics properties in Japan for US$1 billion
E-Shang Redwood on the formation of a perpetual core fund and joint venture among ESR, AXA Investment Managers - Real Assets (AXA IM) and a major sovereign wealth fund on the acquisition of six logistics properties in Japan for US$1 billion. It was awarded Asian Legal Business Japan Law's "Real Estate Deal of the Year" in 2019.